明治44年創業以来、西尾は伝統あるきものの美を通し、常に本物を追求し続けて参りました。
「本物」とは長年の経験に裏打ちされた技術によって丁寧につくりあげられた商品やサービスのこと。そこには、自ずとブランドや職人の歴史、ロマンが織り込まれています。優れた作家が豊かな感性で染めたもの、伝統の技を身につけた職人が丹精こめて織り上げたもの。
良い呉服は、それ自体が芸術に値し、その背景には、ヨーロッパの高級ブランドに負けない“物語”があるものです。また古来より我々日本人が大切にしてきた礼儀正しい心や人間性、それらは「襟を正す」「折り目正しく」「しつけ」といったきものから生まれた言葉にも数多く表れています。
私達はお客様に単にきものを買っていただくのではなく、その背景にある“物語”までも含めて手にしていただき、きものに身を包んでいただくことで、お客様ご自身の和の心に出会い、感動していただけるような本物のサービスを提供していきたいと考えております。
株式会社西尾は、日本の装いの美しさと心の豊かさ、また感動の提供をし続ける企業を目指しております。まだまだ未熟ではございますが、今後ともご愛顧賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。